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885 定期試験と会場模試の違い ~前章の補足です~

885 定期試験と会場模試の違い ~前章の補足です~

前章では『学校定期試験の結果は会場模試の結果に比例しない』と書きました。それでは学校定期試験軽視して。。。となりがちですが、それは全くナンセンスな話です。

LS WILLが学校定期試験を軽視しない理由は2つあります。

 

一つ目は内申対策 多くの入試は『当日得点プラス内申点』で合否を判定します。このうち、当日得点だけを念頭に入試に臨めば望んだ結果が出なくても不思議ではありません。十分な内申対策の第一歩が定期試験対策なのです。

二つ目は基礎の強化 学校定期試験で重視すべき事は基礎の構築です。これなしに学校定期試験対策は成り立ちません。そしてその先にあるものが入試の学力試験です。基礎がきっちりと固まっていれば直前まで得点を伸ばすことが出来るのでは。。。!?

 

以前も小欄で述べましたが、学習塾仲間の先輩が『うちの子たちは会場模試には強いのだが、入試本番では思う結果が出なくて。。。』と嘆いていた方がいました。これ、本末転倒ですよね!?

学習塾の使命は模試で結果を出すことではなく、入試で望む結果を出すことです。そう考えれば内申対策をしない理由はありません。

一部の学習塾(特に成績上位者を対象に運営しているところ)では『内申対策・定期試験対策はしない』としている塾がありますが、それでは高校入試対策にならぬことを中学生やそのご家庭様は知っておくべきです。

特に夏休みが明けて焦りを感じている中学3年生への助言として、次の後期中間試験に向けて全力を注いでほしいと思います。

 

本章は884章の補足としてご一読下さい。