2022年9月、小学6年生は農山村留学に行くことが出来ました。6月には中学3年生が修学旅行にいくことが出来ました。当たり前のことですが本当に良かったと思います。
このコロナ禍で当たり前の学校行事が出来なくなりました。学校行事だけではなく、ご家族での旅行や遠出も憚られるようになりました。それが徐々に取り戻されようとしています。
生徒さんの中には旅行に出掛ける際、『お土産買ってくるよ!』と言ってくれる生徒さんがいます。とってもありがたいことです。生徒さんの生活に通塾が入り込んでいることを実感出来ます。
しかし…
お土産を買ってこようとする生徒さんにはお土産を買うよりたくさんの土産話を作ってほしいと思っています。これ、本音です。
一昨年来、旅行という非日常が体験しにくくなりました。そんな中で得られた機会です。目一杯楽しんでほしいと思っています。その経験をきちんと整理して言葉で表すことは非常に大切な経験だと思うのです。
ここから先は脱線話ですが。。。私が旅行会社に奉職していた際、添乗中に会社へのお土産を買わぬよう指導されました。これは不謹慎という理由ではなく、ツアーメンバーの方々とその旅行を目一杯楽しみなさいと言う意味でした。そんな中で気を遣って会社に義理の土産物など不要と指導されました。
一方で友だちや家族には土産を買うことを奨励されました。どんな土産物が喜んで貰えるのか考えなさい、という意味でした。
さらには先輩方ベテランは添乗ごとに会社へ土産を買ってきてくれました。これは若手にどんな土産物が喜ばれるのかを実物で指導して下さったのです。
会社としては添乗こそ若手に現地の魅力を知らしめる絶好の研修と考えていたのではと思います。それらは現在も社会や国語の指導に活かせています。ありがたいことです。
これから先も中学2年生の自然教室が1月に予定されています。お土産話を山ほど聞かせてほしいと思います。