高校受験生、そして中学受験生ともに学校見学会や入試説明会に忙しい時期となりました。自分の目指す学校を実際に見て、志望校の先生や先輩と顔を合わせて直接話をする良い機会です。
この受験イベントは我々大人が思っている以上に受験生の気持ちを盛り上げるものです。『あの先生の授業を受けてみたいから』『あんな先輩と一緒に部活動をがんばれたら』という純粋な気持ちになれるからです。
その一方でネガティブな気持ちで取り組む受験も少なからず存在します。従前訪問指導でお預かりしている小学生のように『地元の中学に行きたくないから中学受験を』と考えるケースも決して稀ではありません。
また、高校受験生の中にも『出席日数があまりにも足りず、高校進学はどうしたら。。。』といったご相談も伺いました。これは近年増え続けている不登校の問題も絡み、切実です。
そう言ったケースにも対応してくれる高校は確かに増えました。通信制高校、単位制高校にも協力校が増えています。ちょっと前には『地域みらい留学』というシステムについても調査しました。
『地域みらい留学』とは国内の公立高校が他地域からの生徒募集を行ない、それを地域活性化に結びつけようとするシステムです。内閣府、総務省・文部科学省がバックアップしています。興味がある方は教室までご一報ください。
現在、小中学生の不登校が増えている中で、いじめや人間関係によるものは一定数あります。しかし最近増えているように感じる不登校は別に原因があるように感じるのです。
『ゲーム依存になって生活リズムが崩れ、朝起きられなくなったのが続いて・・・』という不登校はよく耳にするようになりました。厳しい見方ですが、ご家庭にも責任の一端があるように思います。
そのようなケースではどうしても選択肢が少なくなり、通信制・単位制・地域留学などを選択しがちです。その選択は致し方ないものと思いますが、それがキミの人生にとってベストか?と問われたらどう思いますか?
ある有名な音楽家さんの講演会で聞いた話です。『最近は断崖のへりが大きくなった。以前だったら海の中に真っ逆さまだったのが立ち止まれるようになった。そのこと自体は良いことなのだが。。。』
『へりが大きくなった事に安心している人が増えたのではないか。他人に助けて貰う前提で生き延びる人が多すぎるように思う』とのこと。厳しい言葉ですが、時代に甘えないことは大事だと思います。
中学1・2年生の皆さん、キミの将来はどう切り拓きたいと願っていますか。高校進学は何とかしようと思えば何とかなります。しかし、自分自身の将来を創造するのに妥協をした内容で納得出来ますか?
まず目の前のことからやりましょう。こてはし台中学校の前期期末試験対策、LS WILLで頑張ってみませんか!?
LS WILLみ春野本校
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