夏期講習から本格的に受験勉強を始める中3生そして小6受験生に、特に運動をしてきた生徒さんに見られるのですが｡｡｡

受験勉強を本格開始するからと急に運動を止めてしまい、体調を崩してしまうケースが見られます。また、それまでは体力の限界まで頑張って夜は熟睡できていたのが急に眠れなくなって･･･と不安を打ち明けられたこともあります。

それまで部活動や習いごとに一生懸命取り組んできたのですからそれは致し方ないと思います。そして進学後も続けようと思っているなら全く運動しないのも｡｡｡

私は少しでも運動は継続した方が良いと思います。何も100％でやれとは言いません。しかし軽い運動はした方が良いと思います。

 

一点目、脳科学的・運動生理学的にも適度な運動は勉強効率を捗らせることが解っています。また、適度な運動によりストレスを低減できることも立証されています。

二点目、今までの生活環境や身体に対する負荷が大きく変化してしまうことは好ましくありません。上記のように睡眠障害を起こすようなこともあります。急激な変化はあらゆる面にしわ寄せが及び、負担となります。

三点目、これは学習塾ならではの視点ですが、受験前に体力が大きく低下することは望ましくありません。ここ一番で頑張ろうと気力を保つためは体力も必要です。また、直前期に体調を崩し･･･となってしまえば大変なことです。そうならぬ為にここから体力を付ける準備をすることが望ましいと思います。

 

しかしこの暑い中、外を走ることもままなりません。しかし、早朝なら良いのでは｡｡｡1時間程度のウォーキングをやるだけでも相当な効果があります。

この早朝ウォーキング、メリットはたくさんあります。朝一番で身体を動かすことで一日が円滑にスタートできること、昨晩の勉強で疲れた脳をリフレッシュできること、夏休み中に乱れがちな生活リズムを保持できるなどなど｡｡｡

 

『夜中、勉強に煮詰まってくると庭でバットの素振りをするんだ』と言っていた野球部の先輩、『暗記物を終えたらランニングしてアタマの中を整理するんだ』と言ってたサッカー部の先輩、それぞれが工夫をして運動を継続していました。

そして『受験生は運動しちゃダメ！』という根拠のない固定概念に縛られず自分のリズムを守ることは意外にも知られていないのですが大切なことです。

 

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