夏休み真っ只中、開放感を満喫している中学生も多いと思います。今年の夏は昨年・一昨年より少しはのびのびと出来るかも知れません。特に中3生は中学校に入ってからずっとコロナ禍で窮屈な思いを強いられただけに伸び伸びとしたい気持ちも理解します。
そのためか、部活動の集大成である市総体も早目に分散して行なわれました。夏休み前に結果が出てしまった部活動はちょっと気の毒にも思いますが、その分夏休みを充実させられるのでは。。。!?
でも、その一方で前期期末試験の対策も忘れてはいけません。『試験まであと一か月もあるのに。。。』という声も聞こえてくるようですが、そうも言っていられないのです。
例年、夏休み明け直前に試験対策を始める中学生、特に1・2年生が多いと思います。彼らが対策に苦慮するものがワークです。これは私の肌感覚ですが、年4回の定期試験でワーク提出率が一番良くないのは前期期末試験です。
心理的に『夏休みはまだまだ時間があるから・・・』と過ごしがちです。しかし休み明け早々に試験があります。そうなってしまえばワーク完成・提出が難しくなってしまう・雑に完成させてしまうことも容易に想像できます。
また、試験範囲は通常では試験日の1~2週間前に発表されますが、前期期末試験だけは夏休み前に発表されます。それだけに念入りな対策を講じる人と休み明けまで何もしない人の差が大きく出てしまうのです。
LS WILLでは中学1・2年生の夏期講習の大きな柱の一つを試験対策としています。特に中学1年生は前の中間試験と共に中学校最初の評価を出す試験となります。それだけに慎重な対策が求められます。
一番最初の通知表数値、評価数値はその後の中学校生活において基準になります。良い評価からスタートできればそれを保持しようとしますよね!? そう考えて過ごせば1年後・2年後は大きな差を作るのではないでしょうか。
何も7月中から深夜1時2時まで勉強する必要はないはずです。そして勉強ばかりの夏休みとする必要もないと思います。しかし計画的で後悔しないような、納得のいく準備をしていきましょう。
夏休みは見方を変えると天国で過ごす日々のようです。しかし天国気分を満喫しすぎてしまえばこれまでの日常生活が地獄のように感じるものです。そうならぬような日々を過ごしてほしいと思います。