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860 塾の宿題 ~学校の宿題との違い②~

860 塾の宿題 ~学校の宿題との違い②~

本省は前章の続きです。宿題の話になるとどうしても長くなってしまい、申し訳なく存じます。

 

学校の宿題評価を得るために提出する、即ち期限までに完成させれば良いものです。それに対して塾の宿題出来たことを磨き上げ、また漏れている箇所を確認するために行ないます。

それならやるべきタイミングも違ってきます。学校の宿題出来るだけ時間を掛けてやる方が良いでしょう。準備時間がきっちりと取れればそれだけ高い評価を得られるはずです。

それに対して塾の宿題はいつやるべきか。塾の宿題はできる限り授業があった日、若しくはその翌日までに完成させることでより効果を発揮します。

これは小欄でもたびたび話に出てくる『エビングハウスの忘却曲線』の論理を反映しているのです。演習してその記憶が鮮明なうちに再演習すれば記憶への定着は一層効果を増します。反対にダラダラとやってしまうと。。。

これがきちんと出来るようになれば中学・高校受験直前で塾の日程が立て込んでも効果の高い自宅学習が続けられます。受験直前になれば週4日5日の通塾も覚悟しなければなりません。

 

しかし、思い起こしてみれば中学生の時、秀才だったクラスメイトは宿題を完成させるのが早かったことを思い出します。よく見せて貰ったり教えて貰ったな。。。

反対に伸び悩んでいる生徒さんに良くあるのは『塾に行く前まで宿題をやっていた』と遅刻の事情説明をする様子。宿題をやらなくてはいけないと考える姿勢は大切ですが、宿題の効果は薄れてしまいます。

 

宿題も塾の学習では大切な要素。だからこそ丁寧に取り扱ってより効果の高い演習が出来るように取り組める指導を行なっています。

もちろん、この夏休みにも適正量の(と言っても生徒さんから見ると『エ~ッ!』と感じることも・・・💦)宿題で効果の高い学習を進めていきたいと思います。
夏期講習のお問合せは・・・
 LS WILLみ春野本校
 電話043-286-9045