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857 夏の説明会

857 夏の説明会

塾にとって夏と言えば夏期講習、だけではありません。確かに学年を問わず多くの生徒さんが一日中教室にこもって必死に、時には笑い声を交えながら頑張る様は壮観です。生徒さんの成長を実感できる時期です。

しかし、その陰に隠れて受験の準備も進行しています。夏休みは受験生向けの学校見学・入試説明会が佳境を迎えます。学校見学も非常に重要な受験イベントです。

ガチガチに志望校が決まっていてそれに向けての学習進捗も堅調に・・・と言う生徒さんはさほど多くは見学しませんが、そんな生徒さんでも3~5校くらいは見学してほしいものです。

行きたい学校だけ見れば・・・とのご意見もありますが、比較することによってより見えてくるものがあります。『あの学校と較べたからより一層第一志望校に行きたくなったよ!』と鼻息荒く目を輝かせる生徒さんもよく見ます。

また、志望校がカチッと決まっていない生徒さんはもう少し多めに見る必要があります。自分の進路ですから納得のいくまで考える材料にするためです。

また、公立第一志望だから私立は行かない生徒さんも散見されますが、それもちょっと。。。併願校、出来れば私立の第一志望まで設定して見学できると直前になって慌てずに済みます。

 

モチベーションを上げる側面でも学校見学は非常に効果的です。行きたい学校の先生がこんなことを言った、だから頑張るんだ。。。そんなきっかけでエンジンがかかったケースを見るのは枚挙にいとまがありません。

特に夏休みの勉強は単調になりがちです。だからこそ学校見学というスパイスは重要な役割を持っているのではないでしょうか。

 

ここから少し話が変わります。コロナ禍における学校見学という話です。2020年、2021年と学校見学会・入試説明会が中止・リモート実施になりました。2022年は。。。?

2022年7月現在、通常通り実施の予定です。普段からお声がけ頂いている入試担当の先生や関係諸機関のご担当様からも現在のところは通常実施』とのご返答を頂いています。

しかし問題は『現在のところは』という箇所です。今後また感染の大きな波が来れば否応なく中止・リモート実施という形に切り替えると断言なさる学校が殆どです。

2020年、2021年とリモートで実施した経緯も背景にあるので以前ほど躊躇なく判断するのではないか、そう話される入試担当の先生もいらっしゃいます。

そこでLS WILLみ春野本校からご提案です。複数日程が設定されている学校見学会・入試説明会については早いほうの日程に参加されることをお勧めします。

『早い日程は現地実施だったけど遅い日程はリモートというケースも十分にあり得ます。逆なら遅い日程に再申込という対応ができます。しかし最初から遅い日程で計画していたら。。。!

 

以前はあまり重視されていなかった学校見学会、現在は非常に重要な入試イベントとなりました。計画的に効率よく回れる準備をしておきましょう。