こてはし台中学校の前期中間試験が終わりました。毎回試験が終わると私自身ホッとします。生徒さんと同じですね。しかしそればかりではいけないと思います。
LS WILLでは毎回の定期試験が終わると生徒さんに試験対策の自己評価をして貰います。今回の取組みはどうだったのか、その中から次回に活かせることは何か、次回に向けて改善すべき事は何か、等々
毎回の試験で同じような反省を繰り返すようでは困ります。それらをきちんと改善して次に臨む姿勢こそが大切なのではないでしょうか。それが生徒さんにとっての成長なのではないでしょうか。
中学1・2年で入塾したての頃には自己最高点を更新出来て舞い踊るほど喜んでいた生徒さんも中3になれば厳しい目標を立ててそれらに挑みます。自分の進路を真剣に考えることは成長することに直結するのですね。
そしてその目標を達成しても浮かれずに次の目標を見定めているようです。我々大人が考えている以上に中学校で過ごす3年間は駆け足で成長していくように思います。
一方、私自身の反省もあります。当教室に赴任して十数年ですが毎回の試験では試行錯誤です。試験を出す先生もそれに挑む生徒さんも毎年変わるので試行錯誤は当たり前のことなのです。
ワーク進捗の声掛けは、単元別漢字の進捗管理は、対策授業のスケジュール組みは、通常テキストと準拠テキストの演習比率は、日曜・朝勉強の教室管理状況は、集団社会・時事問題の解説内容は等々
実はこれ、いつの間にかチェックリストが出来ていて毎回使っています。その上で毎回の定期試験で気付いた点を加筆しています。これはちょっとした財産だと思っています。
そんな中で一人でも多くの生徒さんが一点でも多く積み上げられるような教室にしたい、これは偽らざる気持ちです。
勉強が好きで得意な生徒さんにも、勉強は好きじゃなくてちょっぴり苦手意識がある生徒さんにも、定期試験には堂々と正面から挑んでいくような教室環境作りを心掛けていきたいと思っています。