2022年5月末現在、新型コロナウィルスの蔓延はやや抑えられているようにも感じられます。その対策として最も有効とされているマスク着用が議論を呼んでいます。
私たちがこの2年半の間にマスクの息苦しさや蒸し暑さをイヤと言うほど思い知らされました。それに相まって熱中症の危険も考えなくてはなりません。新型コロナウィルスと熱中症の二者相反する対策を考えなくてはなりません。
勉強面から見てもマスクはない方が集中できます。これは言うに及びません。呼吸に負荷がかかり、顔の半分以上が蒸し暑い状態では100%の集中は難しいものです。
しかし現状では多くの場面でマスク着用を求められます。因みに今年は多くの高等学校で説明会が実施されますがほぼ全ての学校でマスク着用を義務付けています。
また、私立高校・私立中学校の入試ご担当の先生方にお話を伺うと感染がこのまま収束に向かっても本番入試はマスク着用が義務付けられるのではとの見解を伺っています。
また、模試業者の方々にもお話を伺う機会が多いのですが、同様に今年度中の模試は全てマスク着用をお願いしているとのことです。
もちろん、今後の状況が大きく変わることも考えられます。奇跡的に100%の収束、も考えられないわけではありません。
しかし、現時点ではそう言った見方は現実的ではありません。それならその時代に即した対応を生徒さんにも呼びかけていくべきかと思います。
ただ。。。
生徒さんの中には『マスクに慣れるために家で勉強するときもマスクをしているんだ!』との話を聞いたことがあります。それは・・・ナンセンスですよ!