公立小中学校・高校、そして国公立大学に対して私立小中学校・高校、そして大学があります。千葉県の高校入試は・・・という話は今回割愛です。
今回は宗教系の私立学校について話をしたいと思います。皆さんは意外に思われるかもしれませんが、学校法人の母体が宗教法人になっているところはかなり多いのです。
宗教系の学校で一番多い誤解は『その宗教・宗派に改宗しなくてはいけないの!?』というもの。これはほぼありません。
学校を運営する宗教法人はその教義を広めることを目的としているところはありますが、学校運営は布教活動ではありません。その点は良くご確認頂きたいと思います。
よく『○○高校は良い学校だけどキリスト教系だから。。。』と選択肢から外してしまうケースがありますがそれはもったいないことです。学校の考えや雰囲気は良いけど・・・とお考えの場合は再考の余地があるのでは。。。
また、メリットとして宗教系高校から宗教系大学への推薦枠があります。学校法人や運営母体が違っても同じ宗教系の高校と大学は連携しているのです。これは見落としやすいのですが大きな魅力ではないでしょうか。
ここから先は私の主観ですが、宗教系の学校法人が運営する学校は独特の雰囲気があるように思います。決して悪い意味ではありません。穏やかな雰囲気の学校が多いように感じます。
校内にチャペルなどの宗教施設があることや宗教の考え方を教える専任の先生がいらっしゃるのも特徴です。
その上で『生徒の声をトコトン聞く』姿勢を示す学校が多いように思います。これは宗教の基本でもあるからでしょうか。素晴らしい取組みだと思います。
当教室から宗教系の中学・高校・大学に進路を進めた卒業生はたくさんいます。それら先輩方も同じようなこと言っているのはちょっとビックリでした。
近隣では千葉英和高等学校、成田高等学校及び付属中学校、国府台女子学院高等部などの中学・高等学校が挙げられます。是非それらを知った上で進路選択をして欲しいと思っています。