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26 読書は必要? (2)

26 読書は必要? (2)

国語や英語の長文読解、算数や数学の文章題が苦手、という小中学生は少なくないと思います。学習・勉強において『読む』と言うことは全ての基本です。しかし苦手にしている生徒さんが多いのは事実です。学校によっては『朝読書』など読書、活字に触れる機会を設けている学校もありますが、なかなか成果とならないようです。

私がお勧めしている読書方法は『かたまり読み』です。

黙読の場合、決して『音読の声を出さないバージョン』ではいけないことをまず理解して下さい。

音読は一字一字をなぞって読むため、スピードに大きな制約が掛かります。それに対して『かたまり読み』は一字一字をなぞるのではなく、『一語一語をなぞる』ことを趣旨とします。つまり『私は昨日、モンテスキューについてインターネットで調べた。私は彼が著わした法の精神について強い関心を持った』という文章を例にします。これを音読の声を出さないバージョンで読むと『ワタシハキノウ、モンテスキューニツイテインターネットデシラベタ。ワタシハカレガアラワシタホウノセイシンニツイテツヨイカンシンヲモッタ』と読めるわけです。この片仮名文、一定以上のスピードで読める人はかなりの少数派なのではないでしょうか。

それに対してかたまり読みは『/(スラッシュ)』までをかたまりとしてそのブロックごと頭の中に放り込んで行くものです。『私は昨日/モンテスキューについて/インターネットで/調べた。/私は/彼の著わした/法の精神について/強い関心を/持った』

方法について、文章だけでご説明することは少し無理があるようです。興味のある方は教室までご一報下さい。

また、これは重要事項ですが、このかたまり読みは『慣れないうちは絶対に試験などで使わない』ようお伝えします。生半可な状態で試験に使うと大きな失敗を招いてしまいます。