2022年度の共通テストが終わり、受験シーズンも佳境を迎えます。今年の共通テストもコロナ禍で迎え、その上津波や東大前での事件などいろいろなことが起こりました。
試験前に想定も出来ないようなことが起こるのは受験生にとって本当に気の毒なことです。しかし、それを含めて試験、と考えましょう。そう捉えるしかありませんから。。。
ここまで書いて思い出したのですが、私自身の大学受験は大雪でした。電車が止まるかもと思い、急遽前泊しました。幸いにも予定時刻に試験会場に辿り着けたのですが、大雪のため大学側は試験開始を1時間(2時間だったかも・・・)遅らせる処置を執っていました。
結果論としてみれば電車も遅れはあったものの動いており、前泊する必要はなかったのですが私はそう捉えませんでした。早く到着して時間ができた分、それまでやったことを読み返すことが出来たからです。
受験が終わって友だちと喋った際は『それって用意周到な上に楽天的!?』となじられました。しかしこれは取り方次第です。要らぬ前泊をして無駄遣いをしたと捉えるか、見直す時間を得られたと思うかです。
収拾が付かなくなりますので・・・
受験前日・当日には思わぬことが起こるものです。そんな時にどのような対応をすべきか考えておくことも必要です。しかし得てして想定外のことが起こるもの。そんな時誰に聞いたら良いのかという窓口を持っておくことも一案です。
LS WILLでは私の携帯番号を全生徒さんに知らせています。今までも受験会場に着いてから忘れ物が発覚して慌てて電話してきた先輩もいました。電車の乗り方が分からずに電話してきた先輩もいました。
そんな時は気軽に聞ける窓口があっても良いと思います。ただ・・・
忘れ物は出来るだけしないことが大事です。前日に揃えるものと当日準備するもの、きちんとリスト化して準備しましょう。そして5分余裕を持って準備できるならそのうちの2~3分を使って忘れ物がないか確認しましょう。
私の知人のお子さん、受験に腕時計を忘れて大変な思いをされたそうです。腕時計は前日カバンに入れるより当日手首にしていくことが多いので忘れがちです。要注意です。
そして大切なこと。いろいろなトラブルがあってもそれを『悪いことの前兆』と取らないこと。あったことはあったことで何の性質も持ちません。そのことで気持ちに波風を立てず落ち着いて対処しましょう。