新年が明けて早々に新型コロナウィスルの変異種であるオミクロン株の感染拡大が急激な広まりを見せています。一部地域にはまん延防止等防止措置が講じられました。もはや対岸の火事ではありません。
この時期に心配なのはやはり受験生です。残り10日を切った私立中学・高校受験、約1ヶ月半後に迫った公立高校受験、当教室の卒業生諸氏が受験する大学受験に少なくない影響を与えるのではないかと思っています。
この後に及んで入試の日程変更等は考えにくいのですが、現在通学している学校が休校措置を取ることは十分に考えられます。特に高校受験でそのようなことが起こってしまうと大混乱を来します。
また、市井の学習塾も教室内で感染が認められた場合、教室は一定期間の閉鎖となります。LS WILLも例外ではありません。だからこそ過剰なまでに感染対策を施しているのです。
しかしいくら万全な感染対策を講じても感染の発生する確率がゼロではない限り、その次の準備が必要です。それが表題です。本来であれば来週やれば良いことを今週に完成させればそれだけ大きな対策となります。
今年度は科目差や個人差はありますが、例年より10日ほど早いペースで学習を進めています。もし仮に教室内で感染が発生し、1週間教室を閉めなくてはならなくなっても受験生が混乱せずに受験会場に向かえるように。
そうは言っても1週間教室を閉めれば心理的に生徒さんを動揺させてしまいます。最後まで過剰なほどの感染対策を講じていかなくてはならないと肝に銘じています。
前倒しについては小欄で初めて述べる話ではありません。元々私が日頃から生徒さんに伝えている言葉です。会社員時代は後輩社員にもそれを要求しました。
そのことがこのコロナ対策に役立ったのは少し複雑な気持ちです。でも、そこから生徒さんが、特に受験生の皆さんが何か一つでも得てくれればと思っています。