来春小学校を卒業して中学生になる小学6年生の皆さんはちょっと不思議な感覚の冬休みを迎えようとしているのではありませんか? 中学生になる期待と不安、そしていろいろな準備にせき立てられるような日々を送っているのではありませんか?
中学生活を迎えるに当たっての不安、多くの新中学1年生は部活動と定期試験を挙げています。いずれも小学校ではなかったことです。それだけに不安も大きくなりますよね!?
部活動で大きな不安要素は運動系の部活動での体力面が一番に挙げられます。しかし、それは徐々に慣れていけば問題はないのではないでしょうか。それでも不安であれば少しずつ走り込みをしていけば大体の部活動では問題ないはずです。
もう一つ部活動で不安要素としてよく挙げられるのは帰宅時間です。小学生の頃は夕刻には帰宅しているのに中学生になると7時過ぎと言うこともあります。
しかしそれは春先の試合前など特定の時期に限られます。他の時期はそれほど遅いことはありません。中学校の最終下校もあるのでいつも遅くなると言う訳ではありません。
もう一つ、定期試験に対する不安要素。これは普段の勉強をきちんとやっていれば平均点+αは必ず取れます。自分の目指す進路がある人はそれにどうやって上積みしていくかを考えてほしいと思います。
定期試験に付随して勉強と部活動の両立が不安という声も結構聞きます。これは確かに難しいことです。ただ、一つだけ方法があります。中学入学後にすぐ両立して取り組む習慣を付けることです。
当教室にも小6以前から在籍して中学生、そして高校受験を迎えた先輩方がたくさんいます。その先輩方、中学進学後もペースを落とさずに勉強を進めた結果、自然と両立が出来るようになりました。
よく、『塾は中学校に慣れてからスタート』という話も聞きます。でもそれは『中学校に慣れる』のと『塾に慣れる』の2行程となり、却って大変だそうです。それなら『中学校に慣れる』期間に塾にも慣れてしまえば一石二鳥です。
そして最初の定期試験はその結果がキミの基準となります。ベスト10には入れれば次も・・・と思います、平均点前後なら次も平均点を取れれば・・・となります。たった1回の試験ですが重要な試験なのです。
その試験、それだけ大切なものなら万全の体制で臨まなくてはなりません。それなら相応の時間を掛けて準備しなくてはなりません。
中学校で試験モードになるのは大体試験1週間前から。しかしたった1週間ではたいした対策は取れません。それなら周りが試験モードになる前に取り組まなくては。。。
あまり煽ると脅しているようにも見えてしまいますのでこの位にしましょう。しかし準備は早ければ早いほうが良い、これは鉄則です。
私は常日頃から生徒さんに『勉強にはフライングスタートはないんだよ』と声がけしています。当たり前のようですが、意外にも目をそらしている小中学生は多いように感じます。