徐々に寒さが厳しくなるこの時期ですが、学習塾では受験生に向けての声がけが多くなっていきます。小欄でも『受験前には。。。』のような話が多くなります。
しかし今回は敢えて中学1・2年生の皆さんに向けてこの冬休みの過ごし方をご提案したいと思います。
2021年12月~2022年1月の冬休み、今年も例年と違う年末年始になりそうです。旅行や帰省をするにはまだ少し早いのかも知れません。それなら別の過ごし方で充実させようではありませんか!
こてはし台中学校では2月(令和3年度は2月9・10日)に学年末試験があります。この試験結果をもって学年の評定が決します。精一杯の取組みをしなくてはなりません。
ここで対策を行ないたいのは英語・数学です。この2科目は大きな差が付きやすい単元が続くのです。
英語は不規則動詞です。1年生の『過去時制』、2年生の『受動態』『現在完了形』には不規則動詞をきちんと覚えておくことが求められます。大丈夫かな!?
不規則動詞は一部にはある一定の法則もあります。従って覚えるコツはありますが・・・ 最終的には丸暗記をせざるを得ません。つまりやるかやらないかです。一日二日で覚えられるものではありません。根気強く取り組みましょう。
蛇足ながら、中学2年生の現在完了形は従来は中学3年生で学習していた単元です。それだけに今回の試験において中2英語はボリュームゾーンとなります。それだけに前倒しの準備が必要となります。
数学は図形です。この単元は特に出来る出来ないの差が開くところです。しかしこれは解くためのコツ・ポイントがあります。なかなか押さえ切れていない生徒さんが多いようですが、ポイントを意識して解き進めれば必ず習得できます。
興味深いところですが、学年末試験の数学は他の定期試験より学校平均と塾の平均の差が大きくなります。LS WILLとしてみればここが大きく点数を稼ぐ試験となっています。
前期の中間期末と後期の中間の塾平均が学校平均に+10~15点したものだとすると学年末試験はそれに5~10点加えたような結果となっています。もちろん、これは生徒さんの頑張った結果だと思っています。
英語の不規則動詞、数学の図形。これらをある程度克服する準備・土台作りを冬休みの間に出来るよう取り組んではいかがでしょうか。