本稿は意外に重要なことで忘れがちなことを述べていきましょう。ご家庭と学習塾の連携構築についてです。
塾では生徒さんとの接触が日常的にあります。普通に考えれば『週○回の授業』がそのまま接触回数になります。仮に休んだとしても週内に振り替えればその頻度は維持できます。
それに錯覚をしてご家庭(保護者様)との関係が疎遠になることがあります。どうしても塾の繁忙時間帯である夕刻~夜間になるまでお仕事からご帰宅になれない保護者様も多くいます。
その結果としてタイミングを逸し、電話連絡などをしそびれてつい2~3週間くらい疎遠になることもあります。しかしそれは・・・ダメですよね!?
生徒さん、お子さんは学校や塾での様子とご家庭での様子が全く違うことがあります。これは思い悩む必要などなく、幼年期から思春期に至る過程で平均的な成長です。
家での顔を学校で見せたくない、学校での顔は家では出来ない。これは社会性が育まれている証拠でもあるそうです。従って喜ぶべきことなのですが・・・
学校や塾はご家庭での顔を、ご家庭では学校や塾での顔を知っておくことによってより良い進路選択や効果的な学習指導に寄与するものがあるようです。
それでも特に男の子は家での口数が減る時期になります。ご家庭でもつい口うるさく言って却って険悪な空気に・・・ということもあるそうですので私からは『程々に・・・』とお伝えし、塾での様子やお喋り内容などをお伝えすることもあります。
また、ちょっと変わった(私は極めて自然だと思っているのですが・・・)面談として塾の定期面談などにお父様にお越し頂けるようお伝えすることがあります。
普段はどうしてもお母様がお越しになることが圧倒的です。しかし、大事なご子息をお預かりするに当たってお父様のお話も伺いたい、これは自然な流れだと思っているのですが。。。
ここからはオマケの話ですが、お父様との面談を終える際、こんな話になることがあります。『塾からの呼び出し(!?)だと聞いて何かヤバいことでも言われるのでは・・・と戦々恐々でした!』とのこと。
いやいや、お父様との関係構築も大切なことだと思っています。