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717 定期試験が・・・

717 定期試験が・・・

受験生でも1・2年生でも定期試験には万全の体制で臨みたいものです。手を抜いて良い要素はありません。誰も彼もが全力で向き合ってる姿に半年前・一年前からの成長を感じます。

定期試験対策については小欄でも繰り返し述べてきました。中には相反する内容のものもあります。しかしいずれも正しい方法です。ではなぜ・・・? それは『個別指導だから』です。

Aくんに合致した方法BさんCくんにも合うとは限らない、そうなった場合、より効率よく学習できる方法は・・・と考えたとき、全く相反することをすることによって解決することもあるのです。

小欄でもよく批判している『漢字の一行書き取り』、これも全く否定しているわけではありません。この方法が一番適している生徒さんもいます。もちろん、全く適さない生徒さんもいます。それをきちんと見極めることこそ学習効率を最大限に上げる方法なのです。

定期試験対策はその最たるところです。限られた時間をどう使うか、どの科目にどれだけの比重を割くべきか、科目同士のバランスをどう取っていくか、要素を挙げると実はキリなく出せるほど大変です。

 

定期試験は一般的な理想型としてまず全体をきちんとカバーし、各論をチェック、最後に細部を全てチェックする、直前まで悪あがき、そして試験に臨みます。試験が終わったら学習面での見直しと共に学習計画と実施状況についての見直し・反省も必要です。

最悪なのは『試験前なのにこれやっていない、ここも覚えていない、こっちも終わっていない』となること。計画以前の問題ですが、こんなことは繰り返して良いわけがありません。

特に試験当日に提出を求められるワークなどは計画的に進めなくてはなりません。当教室ではそのような状態からは・・・と言いたいところですがこれもなかなか進まないのが現状です。

試験直前になれば綺麗事も言っていられないので私が管理・チェックをしながら進めさせます。提出物の遅滞や未完成は評価(つまり内申点)にも影響を及ぼすからです。

しかしこれ、進度のチェックや演習指導は学校で完結させるのが本来の姿です。ウ~ン・・・

ただ、考えようによってはワークから出題する先生も例年一定数(しかも特定科目に多い傾向があります)いらっしゃる、それなら出来るようにしておくのが対策です。

 

こんなことを日頃から生徒さんに話しているうちに生徒さん自身が一点の重さに気付けるようになっている気がします。

定期試験、頑張ろう!