2021年秋、日本の総理大臣が交代しました。政権内の権力闘争が・・・とか、世論と乖離した国のリーダー選び・・・等という論議はここではしません。しかし、中高生、小学生高学年の皆さんに注目してほしいことに変わりはありません。
特に中学生には総理大臣の選出方法を理解してほしいと思っています。日本では国民(有権者)が直接総理大臣を選ぶことは出来ません。国会議員が選挙(互選)して国会が指名し、天皇が任命します。
今回の総理大臣決定戦、一時期非常に盛り上がりました。それが与党党内での選挙です。
与党党内の選挙では党員(与党を応援している後援者)と国会議員が投票権を持ち、党員票を国会議員の数と同数(決選投票では都道府県で1名に絞る)になるよう係数を掛けて多数を競うものです。
結果として党員票で多数を占めた候補より国会議員から評価を得た候補が与党の総裁となり、そのまま国会でも総理大臣となりました。
私自身も今回の与党の総裁選挙についてはわだかまりが残っています。民意に近い党員投票結果1位(約33万5千票)が負けて閑職、2位(約21万9千票)が日本のトップとは・・・
しかし、今回の内閣で注目したい大臣が誕生しました。千葉県選出で当選3回の若手議員が大抜擢で入閣しました。
この方、隣の大家さんも熱心に応援していてそちらにも立ち寄ることがあります。それだけにこの地域の未来をきちんと見てくれるよう切に願っています。
10月末には総選挙もあります。ここで文字数を割いて説明するより報道を見る方が解りやすいと思います。関心を持って見て下さい。あなたの学習になります。そして日本の未来を決めることになります。