生徒さんに『何で塾に来ているの？』と尋ねると『ベンキョーが出来るようになりたいから』との回答が多いのですが、本質・本音は違います。私はそう思います。

塾に通う本当の意味は『志望校に行って』『自分の理想の職業に就いて』『幸せになる』ことだと思うのです。ただ、私が手伝えることは『志望校を目指す』ところまで、欲張っても『様々な職業について』話してあげられるところまでなのは日々歯痒く思っています。

 

ちょっとした爆弾発言をしますが･･･

 

塾の人間としてではなく、一人の大人として発言するなら『方程式が出来ないことは社会に出て問題にはならない』と思います。英語だって出来た方が良いと思いますが、出来ないことが悪いわけではありません。

しかし･･･

『方程式が出来るように頑張って取り組んだ』『英語を喋れるように真剣に取り組んだ』ことはとても大切なことだと思います。一つのことを成し遂げる成功体験をしたことこそが大切なことなのです。

 

LS WILLは出来る・出来ないの端境にいるキミに『ちょっとしたヒント』『見落としていることへの指摘』など背中を押せる存在になれたらと思います。それには学校と同じアプローチではなく、本質を見誤らずにルートを示していかねばなりません。

 

本章の第2話で『学校と塾の違い』について論じています。私は『学校は授業をすることが仕事、塾は解るようにするのが仕事』と考えています。それなら生徒さんの理解できる言葉で興味を持てる内容に変換してでも前に進めるよう道を示したいと思います。