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692 準備することの大切さ ~毎年のように見られます~

692 準備することの大切さ ~毎年のように見られます~

当教室は小学生から中学生まで混成クラスで授業を実施します。こちらでは中学3年数学、あちらでは小学4年生算数国語、一方のあちらは中学2年生の社会・・・等の光景が毎日のように繰り広げられます。

よくご家庭や生徒さんから『センセー、それでよく混乱しないね!』と感心されることがありますが、準備をしていればさほど混乱はしないものです。授業前には『この生徒さんにはこれを言おう』『この生徒さんのここはこうやって教えよう』と備えれば問題なく進みます。

 

しかし生徒さんにとって、隣席に違う科目や学年という光景はあまり経験がないことです。新しく入会した生徒さんの中には周囲の会話に興味津々の様子を感じることがあります。

その中で私が大切にしたいことがあります。それは『一つ上の学年になるとどうなるのか』を事前に知る機会にしてほしいのです。

学年が一つ上の先輩がどんなことに苦労しているのかを知ることによって後輩はその準備をすることが出来ます。準備遅れとなる確率も下がります。

そんな中で今年の中学3年生が異口同音に言っていることは『もっと早く塾に来れば・・・』です。まぁ、これは仕方ない・・・そのように思います。これは本人だけではなくご家庭の問題でもあるからです。

 

現中学2年生、そして中学1年生諸君。そろそろ1年先・2年先を考えるべき時期です。当教室ではほぼ全ての卒塾生が『もっと早く塾に来れば良かった』と思って卒塾した事実も踏まえて将来を考えてください。