2022年度千葉県公立高校入試まで残すところあと半年、いや、5ヶ月となりました。受験当事者である中学3年生にとっては目を背けたいものです。気持ちは良く理解できます。
その残された時間も『あとそれだけしかない。。。』と考えるか『まだあと5ヶ月もある』と考えるかによって残された時間の価値も変わってきます。気の持ちようです。
あと5ヶ月、150日として21週間、150日で1日7時間睡眠として2,550時間が残されています。この時間を前向きに計画的に過ごせるか、これがあなたの人生は大きく変えるのです。変えられるのです。
残された時間はやみくもに取り組むべきではありません。綿密に計画した学習計画を立案し、それを実行します。その上で計画と実施の乖離(かいり;本来は近くにあるべきものが離れているさま)を確認しなくてはなりません。
687章で会場模試について言及していますが、模試結果も活用しなくてはなりません。出来ているところとこれから完成させるべきところの仕分けをきちんと行ないましょう。
蛇足ながら、模試結果の数値(偏差値や合格可能性)については必要以上に気にする必要はありません。この数値はあくまで模試受験日の結果であって本番入試の数値ではないからです。
体調管理も重要です。体調を保つだけではなく、年明けまでには朝型の生活に変更する準備も始めましょう。受験生の多くは夜型生活、それを昼型に変えていくことも大切なことです。
また、例年では・・・という件をここでお伝えしましょう。例年なら『学校見学会は秋までに』とお伝えします。しかし、今年は新型コロナウィスル蔓延防止の観点から実施を見送る学校が増えています。
受験生心理としてここで慌ててしまいがちですが、今年に限っては無理をして見学しなくても良いのではないでしょうか。幸い多くの学校がウェブサイトで見学できるようなシステムを作るなどの対応をしています。それらを活用していくことも必要だと思います。
ここから先は受験まであっという間です。受験生にとって弱気や諦めは最大の敵です。そんな時のために神頼みをしておくことも大切かも知れません。
それでも弱気になってしまうキミへ。東京パラリンピックで圧倒的な強さを示した車いすテニスの国枝慎吾選手、あれほどの強さを持っていても弱気になることがあるそうです。そんな気持ちをいさめるために彼のラケットにはこう書かれているそうです。
『オレは最強だ!』