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689 体調管理

689 体調管理

学習塾、と聞くと『勉強することだけが何より大事!』と思われがちですが、少なくとも当教室はそのような方針では運営していません。体調管理も大切なスペックと考えています。

過大な宿題のために夜更かしをしてしまい、翌日寝不足のまま学校に行く、こんな生活がずっと続いてしまうのは逆効果です。宿題については数日に分けて適量ずつ処置するよう指導しています。

少し脱線しますが・・・宿題は大体の場合、締切が翌週になります。従って繰り返し学習の観点からも数日に分けて行なう方が効果的です。『エビングハウスの忘却曲線』の理論にも合致しています。

 

本題に戻しましょう。受験生にとっての体調管理、これも重要な要素です。体調不全のまま物事に取り組んでも効果は出ません。当教室でも受験生に対する体調管理指導は順次行なっています。

まず、生活のバランス。朝スッキリと目覚め、朝食を取って登校すること。この教室では意外に出来ている生徒さんが多く、ご家庭の協力にも感謝しています。

朝スッキリと目覚めるには就寝時刻も大切です。遅くとも深夜0時前には休めるように、そのためにはダラダラと過ごすことのないように。勉強時間を確保した上でゆとりの中にも計画性のある生活が出来るような習慣付けを促しています。

また、特に運動部に所属していた生徒さんには適度な運動も指導しています。部活動を引退してから運動不足で・・・となるケースは非常に多く見られます。高校に入ってからすぐに部活動で活躍出来るような体調は保持したいものです。

また、盲点となるところですが、姿勢についてもしつこく指導しています。『姿勢って・・・所詮は見た目の問題でしょ!?』と言われがちですが、そうではありません。

大人でも長時間変な姿勢で本を読むことは出来ません。体のどこかが窮屈になり、集中出来ないからです。それは小中学生でも同じです。特に筋力の付ききっていない小学生や女子生徒さんはてきめんです。

慣れるまでは窮屈ですが、一度形が出来てしまえばその方が楽なことに気付けます。頭痛持ちだった生徒さんが『勉強中の頭痛、少し楽になってきた!』と報告してくれたこともありました。

特に受験生は長時間の勉強を強いられます。その時間をいかに集中出来るものにするか、それが学習の中身・質を左右します。それならより集中出来る術を早くから手に入れるべきですよね!?

 

他にも風邪やインフルエンザへの注意(今年は特に必要です)気温・気候に適した服装、自室や教室の温度管理など枚挙に暇がありません。

『なぜそんなに注意しなければ・・・?』と疑問を抱かれることもありますが、こんなことを考えてみて下さい。
体調不良のまま、本番入試に臨んだら。。。』
体調管理の方法を知っておけば良かった、と思いませんか!?