夏期講習中はコラムを更新していませんでした。小欄をお読み頂いている方からもお声を頂きましたが、それより講習授業優先と考えてご容赦頂きました。でも・・・楽しみにしていたのに。。。とお声を頂いたのには申し訳なくもありがたく思いました。
夏期講習が終わって一番ホッとしているのは中学3年生、受験生とそのご家族の皆様ではないでしょうか。講習前にはその膨大な課題を前にして足のすくむ思いだったはずです。しかし見事にそれを乗り切った、それは自信になるはずです。
でも、中学3年生にそのことを聞くと『ウ~ン・・・講習前とそんなに変わらないと思うけど・・・』という心もとない返事。実はこれ、例年のように繰り返されます。
講習前に出来なかったものや解けなかったこと、それらがきちんと解消されていることに気付けると自身の成長を実感できるのです。これまで覚える内容の学習が苦手だった生徒さん、この夏に繰り返し繰り返し取り組むことによってきっちりと解決しました。
そればかりではありません。覚える学習への取組み方も習得できました。粘り強く繰り返すことにより覚えられる、そんな自信が芽生えたのではないでしょうか。
古文が嫌いで見向きもしなかった生徒さん、実は古文への取組み方を知らずに闇雲な取組みをしていました。この夏、集中的な取組みの中から古文を読み解くコツを習得できた生徒さんがいます。『嫌だ!』と言いながらも解き進める姿が頼もしく見えます。
相撲の格言に『三年先の稽古』という言葉があります。現時点で成長を実感することはなかなか難しいものですが、それは後に大輪の花を咲かせ、大きな実を結びます。
最後になりますが、陰日向なく応援して下さったご家族の皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。そしてこれからも宜しくお願い致します。