昨今の高学歴ブーム、そしてテレビドラマの影響による受験熱の加速化などを追い風に中学受験熱が冷めやりません。この世相に乗ろうとする小学4・5年生の保護者様も少なくはありません。
いきなり脱線しますが、私は積極的な中学受験推進派ではありません。しかし、多くの上位校(嫌な言い方ですが。。。)が高校募集から中学募集にシフトしている現実を見るとそれに対応する必要はあると思います。
言うなれば『消極的推進派』となるのでしょうか。願う進路において高校入試より中学入試の方が広い間口で募集するのであれば広い方を選択する方が合理的だと考えています。
ただ、中学受験反対派の常套句『小学生のうちに思い切り遊べないのはかわいそう』には異を唱えます。それは高校入試でも同じです。受験という窮屈な時間を青春のどこに配置するかは個々の考えなのです。
表題からは『中学受験をするならそろそろ始めましょう!』となるのではと考えた方が大半だと思います。しかし私はこの時期にご家族で上記についてよく話し合うことこそが大切なのではと思うのです。
また、この時期は学校説明会も多く行なわれるので資料を集めることも容易になります。具体的な資料に目を通してお話し合い頂ければより具体的で建設的な時間となるのではないでしょうか。
表題に『小学4・5年生編』と付け加えたのは中学受験の決断は小5の夏までが一般的だからです。これ以降のスタートは少し大変で受験できる中学校も限られてしまいます。そう言った意味では小学5年生は決断の時期なのではないでしょうか。
その上で様々に迷うケースもあるかと思います。そんな時はLS WILLまでお気軽にご相談下さい。上述の通り、私は積極的推進派ではありません。従って広い選択肢の中からより希望に近い進路を示すことが出来ると自負しています。