中学1・2年生諸君の今の気分は『試験も終わったし、夏休みはもうすぐだし・・・』とワクワクが止まらない人が多い・・・はず。。。でも・・・
中学1・2年生諸君は勉強に対する意識が少し薄くなってしまう時期かも知れません。しかしそれでは後々に後悔する種を作ってしまいます。そうしないため、確認してほしいことの目安をいくつか挙げましょう。
第一は学習習慣。毎日少しずつでもコツコツ出来ているかどうかは1年後に大きな差をもたらします。それが少しでも疎かになっているようなら何らかの改善が必要ではありませんか!?
学習時間はよく言われている『学年×10分』で十分です。つまり、小学1年生なら10分、6年生なら60分。中学1年生なら70分、中学2年生なら80分で良いと思います。
ただ、私の個人的な考えでは『学習時間はあくまで目安、拘るべきは学習量とその内容』だと思います。予習復習だけでもそれ以上の時間がかかるようならこれも何らかの改善が必要です。
第二は学習方法。例えば先日行なわれた前期中間試験で『あれほど頑張ったのに結果が伴っていない・・・』となった場合、勉強方法を見直さなければなりません。
自分の勉強方法を改善するのはとても勇気のいることです。出来れば自分の考えたやり方でやりたいと考えるのは自然なことです。
しかしその中にいくつかの見落としがあったらキミの努力は無駄になってしまいます。取組みや努力は100%得点に反映させたいもの、それが出来ていないなら早々に点検する必要があります。
また、『みんなと同じ努力の仕方ではみんなと同じ点しか取れない』ことも念頭に置く必要があります。キミのライバルより納得できる点数を取るにはそれなりのコツが必要だと思いませんか!?
最後は志望校。もしキミが既に志望校を具体的に考えている場合、対策が必要かどうかを確認する必要があります。
『中学1・2年から・・・!?』と感じるかも知れません。しかし千葉県立高校の入試は中学1年生の通知表から内申反映されます。これを知らずに中学3年生になってから対策を講じても・・・
そしてこれは数字のマジックなのですが、『偏差値50の高校に行くなら通知表はオール3でOK』ではない、これも衝撃的な事実ですよね!?
因みに3年間9科目がオール3だと81ポイント、千葉県立千葉北高校(2021年度入試で偏差値49)の内申基準値は102となっています。不足の21ポイントは当日試験や学校設定検査で補わなくては・・・
『3年間で○○ポイントの内申』を知り、それに対しての過不足はどうなのかを把握しておくこと、とっても大事なことだと思うのです。
最後は少し脅すような内容になってしまいましたが、1~2年後に受験生となるキミには是非とも知っておいてほしいことです。受験生になってから腰を上げるのではなく、それ以前から入念な準備をしておいてはいかがですか。