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668 模擬試験 ~受験生なら必須です~

668 模擬試験 ~受験生なら必須です~

小欄653章で模擬試験について述べました。今年に限っては早々の締切会場がかなり目に付くようです。昨年度の中学3年生を見て取り組めているのではないでしょうか。

一方で、模擬試験の受験を考えていない受験生も毎年一定数いるようです。どういった考えなのかはそれぞれですが、私としては受験を勧めたいところです。

 

模擬試験は偏差値(つまり合格可能性)という数値が出るもの、とだけ考えている受験者やご家庭(そして一部の学習塾関係者)がいるようですが、それだけではありません。

模擬試験の試験結果は模擬で実用性はありませんが、試験を受けるという行為も疑似体験、つまり練習できるのです。

 

ではここで『模試なんか受けても意味がない』と思っている中学3年生に質問です。あなたは試験の鉄則を知っていますか?

試験の鉄則は解るものから解く』『解き終わったら必ず見直す』『時間配分を考える』『空欄なく埋め尽すなどがあります。これらは言い古されていることなのでことさら目新しくはありません。

では次の質問です。あなたは学校定期試験で上記にある試験の鉄則を全て実践できていますか?

全てを実践できている中学3年生はかなりの少数派です。しかしそれは受験当日までに身につけなくてはならない技術ではありませんか?

これらが身に付けば学校定期試験にも転用でき、成績向上にも役立ちます。更に言えば毎日の学習にも大きなプラスになるのです。

 

今回は試験を受ける練習と言う意味での模擬試験の意義を述べました。他にも弱点の発見や完成箇所の確認など多くのメリットがあります。現時点で中3受験生は模試を受験しないデメリットの方が大きいと思います。

 

知らない会場で知らない中3生の隣で試験を受ける、ちょっと怖い気もしますが思い切ってチャレンジしてはどうでしょうか。

LS WILLでは模擬試験のみの外部生申込みも受け付けています。お気軽に教室までお問合せ下さい。