前章をアップした折、すぐにご意見メールを頂きました。感激ですね。可能であれば小欄を意見交換の場としたいと思っています。そのためにも私の感じていることを率直にアップさせて頂いています。
頂いたメールには『最高峰の大学に入った人の勉強方法はやっぱり取り入れるべきなのでは・・・』といったご意見でした。そうですね、私は全て否定して取り入れるなとは述べていません。ご了解下さい。
ただ、○○大学と△□大学は偏差値の高い○○大学の方が価値がある、とは思っていません。大学の価値は人それぞれ求めるものが違う以上、偏差値という物差しだけで測るのは軽率だと思います。
それに、大学入学前の学力(つまりこれが偏差値です)は大学で学ぶものとは全く異質です。ただ、この大学で学ぶための基礎学力という観点でしかありません。それは大学の価値ではありません。
この大学に行けばこんな学びが出来る、この大学ならこんな活動が出来る、だからそこに入るためにはどれほどの勉強が必要だ・・・これが受験勉強計画作りの出発点です。
そしてその大学に入るためにはどの高校に行くことが一番近道なのかを検討する、これが高校受験のスタートです。取り敢えず行けそうなところを・・・と考えてしまうとその先も行き当たりばったりになるのではないでしょうか。
私が高校生の時、よく面倒を見て下さった先生からは『人前で校歌を歌える学校に行け!』『出身校を聞かれたら胸を張って答えられる学校に行け!』と発破を掛けられました。大切なことではありますが、それは『他者から見た』評価です。
生徒さんには『自分の目指す将来に一番近い進路を取れ』と指導しています。それが専門学校でも後悔しない選択なら堂々と進むべきだと思うのです。
ただ・・・
点数が足りないから次善策として・・・と言うのは現実問題として致し方ないところです。ただ当然のこととしてそんな状況を作りたくない、だから日々足掻いていこうと思っているのです。