昨今、受験もののドラマをあちこちで目にします。また、『○大王』のように特定の大学に入ることこそ・・・とするバラエティも非常に多いような・・・
その中で『私はボクは、こんな勉強方法で大学入試を突破した』といった類いの話を目にします。それはそれで体験談の一つとして紹介されれば良いのですが・・・
どうも世の中は極端から極端に振り切ることが多く、どう考えてもその人やごく少数にしか当てはまらないような勉強法こそが正しい勉強法とされがちです。
ごく少数にしか効果のない勉強法で大多数がその勉強法を採用した場合、それは無駄と穴の多い勉強となってしまいます。それってどうですか・・・?
人は一人一人性格・得手不得手は違います。その点をよく見極めて『自分の弱点を補い、長所を伸ばす学習法』を取り入れなければなりません。それをテレビやバラエティ番組の聞きかじりで決めるのは些か安直ですよね!?
他者がやって成功した方法をそのまま取り入れても自分が成功する保証はありません。むしろ上手く行かないことの方が多いと思います。
これはご兄弟姉妹でも同じことです。上のお子さんが上手く行ったからといって下のお子さんが上手く行かなかった場合、お父様お母様は『本人の努力不足、力不足』と叱責されていませんか!?
それぞれに合う勉強方法を探すことは非常に難しいことです。しかし、私はそれが難しいからと本人任せ・他人任せにすることはしていません。手持ちの引出しから最適な勉強方法を提示すると共に、私自身が引出しを増やしていかねばならぬことを日々痛感しています。
勉強方法を日常に定着させるためには長期休み(夏休み・冬休み・春休み)こそが効果的です。この機会を上手に利用することにより成績が安定する、これは私の経験則から導き出されています。