前章では中学2年生を少し脅かしたかな・・・と思います。しかし、現在の千葉県公立高校入試において内申点は中1から反映させられます。従ってもう入試は始まっているとも考えられるのです。
ここで千葉県高校入試の内申点についておさらいをしておきましょう。公立高校入試の内申点は以下の式で求められます。
各教科5段階評価×9教科×3年分=135点満点
(学校によってはこれを倍にしたり半分にします)
つまり、中学3年になってから内申対策をしても遅きに失しているのです。中3になって『あの時・・・』と後悔しても遅いのです。そうならない準備は今からでも早過ぎることはありません。
そんなことも踏まえながら次の定期試験対策を講じていくことも必要だと思います。それが原動力になる、そんな中学2年生も少なくありません。
中2前期中間試験の大きなポイントは『過去時制』『未来の文』『接続詞と助動詞』です。
ここで大きなポイントとなるのは過去時制です。過去時制は『規則動詞の過去』『不規則動詞の過去』『be動詞の過去』『過去進行形』に分けられます。一番面倒なのは不規則動詞の過去です。
規則動詞なら単語の末尾に『~ed』『~d』を付ければそれでいいのですが、不規則動詞は語によって全く異なった変化をします。これは全て覚えなくてはなりません。
これらを覚えるには近道はありません。と言いたいところですが覚えるコツはあります。また『不規則変化の規則性』なるものも存在します。ちょっと微妙なところも多いのでこれは教室でお話しします。
コツはあると言っても最終的には繰り返しやることが肝心です。これを覚えれば『過去時制』の大きな山場は超えられます。
未来の文は『be going to~』と『will』を自在に書き換えられるようにすること、そして未来時制特有の表現(tomorrow morning next week など)を整理することも重要です。
接続詞と助動詞、接続詞は今回『that』に絞られますので例文をきっちり理解できていれば問題ないのではないでしょうか。助動詞については『must』と『have to』が出題されます。きっちりと書き換えが出来るように準備しましょう。
中学2年生になると意識の差が点数の差となって表われてくる時期です。言い換えればやっているかどうかが点数の差になる時期です。小さなことをきちんと積み上げる習慣を身につけて取り組みましょう。
新出単語カードは出来ていますか? 学校ワークは授業進度に沿って進められていますか?