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648 こてはし台中前期中間試験攻略② ~中3英語~

648 こてはし台中前期中間試験攻略② ~中3英語~

意外にも反響の多かった前回に続き、中3英語の対策についてまとめましょう。中3英語、今年に限っては厄介です。

何が厄介か、それは小欄でも繰り返し述べていることですが2021年の中学校教科書改訂が原因です。これによりこれまで中3春に学習すべきだった現在完了形が中2の末に回り、今回は移行措置として『本来の中3範囲+現在完了形』となってしまいました。

単体でも厄介な現在完了形が通常範囲に上積みになる、と考えると厳しい内容です。それでは現在完了の攻略法から述べていきましょう。

 

現在完了に限らずどの文法項目でも必要ですが、第一歩は基本構文をきちんと咀嚼して理解することです。ただ単に『have + 過去分詞』と覚えてもあまり意味がありません。

現在完了形には『継続』『経験』『完了・結果』の用法があります。それぞれによく使われる表現・単語があることに注目して整理すれば早く理解できるのではないでしょうか。

もう一つ、現在完了形を習得するのに欠かせないものとして不規則動詞があります。これ、面倒ですよね!? でも、面倒だからこそこの時期に仕上げましょう。1日2日で覚えきれるものではありません。しばらくの間は日々の積み重ねに加えていくことが大切です。

 

本来の範囲に含まれるものは2つです。一つは不定詞。これ、中学2年の時にやったものの発展形として姿を現しました。ここは難しく考えるととんでもなく難しくなります。それなら基本構文をきっちり習得しましょう。

また、この構文はちょっと手を加えるだけでいろいろな文章に応用できるので自由英作文に応用するには最適な材料です。更には長文や書き換え問題に用いられるなど幅広い出題が見られます。言い換えれば、これをクリアすると得点できることが多い、とも言えるのです。

 

最後は間接疑問文。元々疑問文は苦手にしている人が多い単元です。特に疑問詞については理解度の低いケースがよく見られますのでこの点の復習も兼ねて行なうこともヒントになるのではないでしょうか。

 

またまた長々と書き連ねましたが、今回の中3英語については一定以上の点を望むのであれば準備期間はふんだんに取るべきだと思います。その上でこれらの単元は公立入試必出範囲と言っても良いところなのでこの時期に土台をガッチリ固めておくべきです。

 

蛇足ながら、新出単語熟語・慣用表現の習得はもう完成していますよね!?