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641 一点を積み上げるためには ~定期テスト編~

641 一点を積み上げるためには ~定期テスト編~

小欄も回を重ねること641章。他にも番外をいくつか出していますので650を超えるコラムとなりました。これだけ回が重なると当然のことながら重複する内容も出てきます。それは私が手を抜いたわけではなく、大切だから繰り返しているのです。

 

学習塾に求められるものの大きな柱として点数向上が挙げられます。生徒さんはそのために日々通塾していると言っても過言ではありません。いくら立派な授業をしても結果として、点数として出てこなければ意味はありません。

そうなると表題に帰結します。よくテスト後に『あと1点取れたら400点だったのに・・・』『あと2点取れたら自己新記録だったのに・・・』と悔しがる声を聞きます。そんな生徒さんの解答用紙を見ると取りこぼしている問題を発見することが多くて・・・

テストで効率よく得点するコツ『分かっているのに解けなかった・得点出来なかった』問題を撲滅することです。問題を読み違える・誤字やスペルミスを犯すなどもなくしたいことですよね!?

これは学習の本質より学習方法を改めることが大切です。わかりやすく言えば『毎回の問題演習では見直しを必ず行なう習慣』を身につけることで多くは改善されます。

『見直ししなくちゃいけないことは分かっているんだけど・・・』という声もよく聞きます。それは『見直しをしていない』ことの裏返しになりますよね!? ここから先は教室で説明しましょう。

 

他にも算数数学の図形問題で間違いを減らす方法英作文の見直し方法などこの手順で見直しをするというコツは確かにあります。ただやみくもに解き直してもそれは見直しにはなりません。

しかし、現在の学校授業では見直し方法まで指導する時間は取れないようです。従って当教室に新しく入会した生徒さんはその点でまず驚かれます。しかし、それが一点でも多く積み上げるためのコツなのです。

 

特に中学生は定期試験の結果が評価へと直結します。自分の実力をそのまま評価に転嫁出来るようにするには・・・それは得てして簡単なポイントなのですが、それをきちんと実践出来ている中学生は少ないように思います。

自分の評価が実力以下でも・・・良いのかな!?