新学期が始まっても授業はまだまだ・・・という日々、ある中学生から『センセー、勉強の題材がないんだけど・・・』と申し出がありました。イヤイヤ。。。
確かにこの時期は学校の授業が進まないので予習復習をメインにやっている生徒さんにとっては題材を探すのに四苦八苦する時期です。でも、学校進度が進んでいないからこそ出来る取組みがあるのでは・・・!?
まず英語は配られた教科書の最初から新出単語を抜き出してノートや単語帳に整理する、国語も最低限漢字の学習を進めておく、数学は旧学年の計算(中1なら正負の数と文字式、中2なら式の計算、等)を日々の学習として積み重ねておくと良いのではないのでしょうか。
つまり基本をきっちり固めて新学期に備えよう、そんな趣旨です。
学年始めは何かと慌ただしい日々です。無理して3時間5時間の勉強をする必要はあまり感じません。しかし全くやらないのは・・・ 今まで構築出来ていた学習習慣を保持・継続する意味でも毎日1時間程度の学習はしておくべきではないでしょうか。
更には、この時期から読書を開始する意気込みを持っている小中学生諸君はそちらにウェイトを置いて取り組んでも良いのではないでしょうか。
先日も『センセー、朝読書の本が終わったんだけど、何かオススメない?』とのことだったので教室図書から数冊選んで『この本はこんな感じだけどこっちは・・・』と熱く語ってしまったら『センセー、ホントに本好きだよね。』との辛辣コメント。イヤイヤ。それくらいキミたちに読書習慣を付けたいと思っての言動です。