4月7日は入学式の特異日、と言って良いくらい多くの学校で入学式が執り行われます。2021年度は穏やかに晴れた中で行えて良かったなと思っています。
ただ、学校によっては在校生なしで新入生のみの入学式、青空入学式、各教室でリモートによる入学式など例年には見られない形で行なわれています。
確かに窮屈な形・例年と違った形になってしまいますが、これはご時世を鑑みれば致し方ないことと思います。入学式を行なった・入学式に参加したという事実が大切なのではないでしょうか。
新入生諸君には是非とも今日の気持ちを忘れずに新しい学校生活を送って欲しいと思っています。やがて卒業を迎えたとき、充実した楽しい時間だったと思えるように過ごして欲しいと思っています。
新入生諸君には私が大学に入学したとき(もう数十年前ですが・・・)贈られた言葉を贈りたいと思います。
これは私の師父(元々はこの先生に憧れてこの大学に行こうと進路を決めました。長く中学高校の教員を務められ、定年後は私の母校で講師をされていました)から贈られた言葉です。
『大学はきちんと4年で卒業しなさい。当たり前・・・と思うだろうが、当たり前のことを当たり前に4年間継続させることは実は大変なことだ。』
当たり前のことをやるのは簡単なことです。しかしそれを継続して積み上げていくことは大変なことです。その中から大切なモノを生み出すことが出来ることもこの4年間で学びました。
新入生諸君、今日の気持ちを忘れずに学校生活を過ごして下さい。