本日は2021年2月4日、立春過ぎの現在は中学生にとってまさに佳境の時期です。中学1・2年生は学年末試験、中学3年生は公立入試を20日後に控え、まさに一番熱い期間です。しかし･･･

全ての生徒さんが、というわけでもありませんが･･･。『あまりやる気が起きなくて｡｡｡』という生徒さんの嘆きや『家であまりやらないようで｡｡｡』という保護者様からのお問合せもないわけではありません。

 

私も長年学習塾の教室運営に携わっています。その中で一番難しさを感じているのは『やる気の喚起』だと思います。

難しさを痛感している原因はそのツボが個々人によって違うことです。Aさんにはこの方法、でもBくんには全く逆･･･それがまた次の機会には異なっている･･･そんなことが起こるが故ではないでしょうか。

その中で私自身がずっと心掛けていることがあります。それは私自身が熱くやる気を示すことです。やる気のない人から指導を受けてやる気を出せ、これは無理です。私自身が学生時代そう感じました。

時には生徒さんから見てそれに圧迫感を感じることもあるかもしれません。そうならぬように普段からのコミュニケーションは大切にしています。それでもそう感じさせてしまうときはあるかも｡｡｡

 

これまでの生徒さんには実に様々な起爆剤がありました。『○○点取ったらゲームを買って貰えるから』といった目標から『これまでと変わるために最高点を取りたい！』、やがては『志望校に合格するためには･･･』とやる気を奮い起こす生徒さんまで。

『誰かに褒めて貰いたい』欲求から徐々に『自己実現のために』と目的が変わっていくことは実に興味深いものです。それに従って成長していく様が見られます。

 

特に受験生にとってはこの時期が最後の山場です。これを乗り越えたらどんな景色が見えるのかイメージしながら取り組むのも一手段ではないでしょうか。

ガンバレ！ 受験生！