2021年年明け早々、再度の緊急事態宣言が発令される見通しとなりました。しかしその宣言下でも大学入試共通テストは実施するという政府発表で各種入試は実施されることとなりました。これが巷間を賑わすこととなっています。
これは2020年春先に浮上した9月入学論をきちんと論議しなかったツケで入試実施を強行しなければならなくなったと見て良いのではないでしょうか。
確かに2020年9月から実施することは拙速以外の何物でもなかったと思います。しかしその時からきちんと議論を進めていれば2021年度は緊急事態宣言下での入試という暴挙・愚挙は避けられたと思います。
入試が実施されるのであれば学校は休校できない、そうなると入試に関係の薄い小学校や幼稚園・保育園も連動してしまいます。こうなると『失政』の誹りを受けても然るべきなのではないでしょうか。
当教室でも運営を続けざるを得ない状況です。入試がない学年でも学校学年末試験対策、学年まとめの学習の対策を実施しなければ生徒さんの将来に禍根を残してしまいます。
しかし、だからこそ出来得る限りの感染対策を講じて万全の体制で教室運営を行なっています。幸いにも生徒さんやご家庭からご理解をいただき、運営を続けられることは幸いです。それらのご期待に応えるべく運営していきたいと思っています。