今年は本当にバタバタとした運営で先を見越した企画立案が難しかった年でした。一番の原因はやはり新型コロナウィルスの感染拡大が挙げられます。『もしかしたら来週には緊急事態宣言がまた・・・!?』と考えると思い切った施策を選択できないことが続きました。
また、志望校決定に重要な役割を果たす学校説明会や会場模試も思った形にはなりませんでした。受験生にとっては大きなストレスだったに違いありません。
しかし冬期講習を迎えた今、やるべき事は一つです。自分の目指す目標に届かせる、これを遂行すべきなのです。受験生にとってこれは当たり前のことですが、非受験生にとってもこの講習の成否が一年の頑張りをどう締め括れるか大きな影響を及ぼします。
冬期講習を迎えるに当たり、いくつか心掛けて欲しいことがあります。
第一に時間意識。塾の授業開始時刻や学校の登校時刻に遅れないことは当たり前のことなので割愛します。日々の生活の中でも時間を大切に使っていくこと、ダラダラした生活をしないこと。そして勉強においては自ら設定した時間内に目標範囲を完遂することを心掛けましょう。
第二に目的意識。これは受験生限定ですが、『全てを完成させる必要はない』ことを認識しなくてはなりません。普段の定期テストでは常に満点を狙わせたい、これは私の偽らざる気持ちです。しかし入試では必ずしも満点は必要ありません。定期テストと違って範囲も膨大です。私立・公立の傾向対処も必要・・・となると全てに満点を狙うことは現実的ではありません。入試においては『合格点+α』を目標にすることが妥当です。場合によっては『捨てる勇気』も必要なのです。
第三は健康管理。今年は例年以上に健康管理意識が高くなっているのですが、新型コロナウィルス感染対策だけではなく、身体を冷やさない・姿勢を正す・規則正しい生活をするなど、正しい生活習慣を心掛けることが大切です。
受験生は・・・となりがちですが非受験生にとっても大切な時期です。LS WILLの教室で必死に頑張る全ての生徒さんにとって陽光溢れる春が訪れるよう、私も彼らに負けぬ取組みをしていきたいと思っています。