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573 ひと山越したらまた次の山

573 ひと山越したらまた次の山

この時期は11月の中学校定期試験が終わると次は冬期講習。年が明ければ私立中学・高校入試、更に2月には学年末試験公立高校入試、まさに間断なく山が訪れます。しかし、これらの山々を丁寧に一つ一つ乗り越えていきたいと思っています。

『いやいや、こんなに山場が続けばどれかはテキトーになっちゃうんじゃないの?』という声も上がってきそうですが、それを適正に迎え入れることこそプロの仕事だと思うのです。それにはいくつか必要なことがあるのです。

 

まず最初に挙げられることはスケジュール組みです。どんな予定(入試・テストなど)がいつあるのかは皆が解ることです。それを常に意識してその日までにはきちんと仕上げる準備を繰り返しシミュレーションします。

中学生は定期試験の前に学習予定を立てますよね!? 中には『学校の先生が出せとウルサいから。。。』と嫌々ながら作っている生徒さんもいるようですが、大切なことなのです。LS WILLではこれを煎じ詰めればカリキュラム・学習予定となるのです。

二つ目のポイントは進捗の確認です。予定を組んだら予定通りに進められているのかを確認しなければなりません。予定通りに進んでいれば問題ありませんが、遅れてしまった場合には打開策を練らなくてはなりません。チェックするタイミングも予め予定に織り込んでおくと良いのではないでしょうか。

最後は予定の組み替えです。実は綿密に予定を組んでもそれ通りに進むことはまずありません。従ってそれを柔軟に組み替える必要があるのです。このポイントは変に我慢したり(させたり)意地を張ってしまうと更に大変なことになってしまいます。柔軟な対応が出来る余裕が必要なのではないでしょうか。

 

計画作りは何度やっても大変な作業です。特に入会間もない生徒さんの計画は普段の倍・三倍の時間が必要です。しかし生徒さんそれぞれのデータが教室に蓄積されていくごとに計画の精度が上がっていきます。それは即ち生徒さんにかかる負担も下がっていくのです。

 

教室では高校入試カウントダウンを日々更新しています。受験生にとってはプレッシャーですが、意識を保つためにも計画遂行のためにも必要なことです。実は私自身にもプレッシャーはかかるものです。しかし必要なものだと思うのです。

春はもうすぐ ガンバレ受験生!