学習塾に通って勉強する目的の一つに『学力の伸長』があります。塾に通っても力が伸びない、点数が変わらないとなれば本末転倒です。通塾の意味は…ありませんよね!?
しかし現在の世間は少し違う方向に行っているような気がしてなりません。学習塾を始めとする習いごとが乱立し、趣旨を取り違えてお子さんに伝えてしまうところが多いように思います。
どんな趣旨を取り違えているか、それは『聞くこと』です。塾を始めとした習いごと業者はお子さんの意見を聞かねばなりません。その意見が仮に正しくない方向に向いていたらそれを諭さなければなりません。
しかし巷間の習いごと業者はお子さんの『わがまま』まで聞くような業者が何と多いことか。まぁ、その理由も理解しないわけではないのですが…
多くの業者は一旦入会させた生徒さんを辞めさせたくない一心でわがままを聞き、必要以上に面白おかしく講座を演出します。そして一旦そこに在籍した生徒さんは毒されてしまうのです。そんなケース、最近多く見受けられますが…
また、LS WILLも看板に掲げている言葉ですが、個別指導と聞くと『わがままを聞いてくれて好きなときに(空き時間に)勉強が出来るところ』という認識が非常に強いようです。個別指導型の大手学習塾は私も在職したことがあったので内実や考え方は理解しています。そうやって思われても仕方ない、そんな運営をしていることも熟知しています。
でも…それでは伸びないことは自明ですよね!?
当教室は入会時に面談を行ないます。その時に『この生徒さんは伸びるな』と思うのは生徒さんが吸収する意欲(素直さ)を示し、ご家庭がその後押しが出来るのか、その一点です。
教室でも解き方を変えるよう指導しても従来の解き方にこだわる生徒さんはいます。しかし、少なくとも『塾の勉強方法』は数百・数千のサンプルから導き出されたより得点が出来るものです。それを蹴ってまで自己流のやり方に固執させるような指導は当教室ではあり得ないことです。入会時にはかたくなであってもそのことに気付けた生徒さんは間違いなく伸びるのです。
だから伸ばすことが出来る、そう自負しています。