11月に入って新型コロナウィルス流行の勢いが増してきました。対岸の火事、とも言っていられない状況かもしれません。春先に起こったことがまたいつ繰り返されるか分からない状況です。

受験に限って言えば4月の『非常事態宣言』はこの時期で良かったというのが本音だと思います。受験まっただ中の1～2月にこの状況になれば最後の追い込み云々より受験そのものが実施できるかという問題も視野に入ったのでは･･･！？

以前も小欄で述べた話ですが、受験において今回の件では『後悔を前倒しする』には可能な限り先取り学習を行ない、一刻も早い学習内容の完成を目指すことに尽きるように思います。万が一、受験一ヶ月前に非常事態宣言が再発令されてもこれまでやった内容を家庭で復習するのと未知の内容をやるのでは雲泥の差です。

受験生に『これをやれ』『あれはこうだ』と矢継ぎ早にモノを言うのは正直気が引けます。しかし先の情勢が全く見えない今年に限っては致し方ないこととして付き合って貰っています。

文部科学省は11月初旬においての考えとして『受験は行なう』との見解を示しています。しかし、その前段階で学校をロックダウンする可能性についてはコメントしていませんでした。それなら前倒しに完成を急ぐことも対応策の一つであると思いませんか！？