千葉市では2期制を採用しています。中学3年生は後期中間試験（例年11月に実施されています）を終えるといよいよ最後の追い込みに掛かります。後期中間試験までは学校内申の関係もあるので極端に学校進度を超えて進めることはムズカシイのですが、これからは心ゆくまで進めていくことが出来ます。

とは言え、今年は『失われた3ヶ月』の影響で一気呵成に･･･とは行かないことが予想されます。本来はその3ヶ月の間に『計算力』や『時制』をキッチリ構成することが大切です。これがガッチリと決まっていない受験生は多いのではないでしょうか。

受験勉強が思った進度で進められない方には是非とも『基本に立ち返る』ことをお勧めします。なにも『これからは中3の最初から』やるわけではありません。勉強開始時に計算・単語・漢字の3項目をやる時間を割くだけです。時間にして約30分。これだけでも大きな成果を生むことが出来ます。

受験生を焦らせるわけではありませんが、遅くとも冬休み明けまでには中学3年間の勉強を仕上げなくてはいけません。その後は総合問題演習・私立過去問・公立過去問、そしてそれらの中で拾い上げた瑕疵を補う時間、それらを逆算して考えれば冬休み明けという刻限は最終刻限であることが解ります。

 

中には部活動や生徒会活動などで受験体制に入るのが遅れてしまった受験生もいるかもしれません。でも悲観する必要はありません。まだ時間は残っています。冬休み明けまでにみっちりとやればまだまだ挽回は可能です。

そして、もしキミが『失敗した･･･ もうちょっと早く勉強を始めていたら･･･』と思うのならその反省は大学受験に活かして下さい。そうやって困難を乗り越えた先輩方はたくさんいます。

ガンバレ！ 受験生！