先日勉強会に参加した際、非常に興味深い話を聞くことが出来ました。普段考えていることが裏付けられたようにも思います。その時のお話を披瀝したいと思います。
私個人もよく耳目にすることですが、最近の小中学生が挑戦する問題は以前(特にお父様お母様が小中学生の頃)より難しくなったのではないか・・・と思われる方が多いように思います。これ、心強いことですよね!? これはお子様の勉強に強い関心をお持ちの証拠です。
小学校の算数文章題や中学校の英数全般は確かに難易度が上がっています。でもこれはある意味自然なことではないでしょうか。超難問として出された問題が数年後には多方面から出題されて一般化すると考えれば何ら不思議はありません。
また、理科社会は暗記ではないと叫ばれて久しくなりますが、これも同様です。記述式や単元横断型・科目横断型の出題が一般化され、昨今はこれらに対処していくことも求められます。それだけに『暗記科目だから自力で対処する』とすることは難しくなっているのではないでしょうか。
2020年度は小学生の、そして2021年度は中学生の教科書が改訂年度となります。どうしても教科書改訂は入試問題の後追いとなっているように思えますが、毎回教科書改訂は楽しみにしています。それらを携えてどのような取組みをしていくべきか、じっくり考えたいと思っています。
よく親御さんから伺うお話ですが、『小学生の問題なのに教えられない・・・』といった嘆きが巷間賑わすことがあります。それは忘れたわけではなく、問題自体が進化・深化しているのです。そんな時はご遠慮なく学習塾を利用・活用して下さい。