新型コロナウィルス感染対策が巷間喧しく叫ばれています。『新しい日常』の一環として手指消毒やマスク着用も半ば義務と化した日々の生活にも徐々に慣れてきました。

教室では入室時に全ての方（生徒さんや保護者様を含め）に手指消毒と検温をお願いしています。当初は生徒さんも『面倒だなぁ･･･』という表情をしていたのですが、最近はすっかり慣れたようです。これが習慣化すると言うことなのですね。

ところが、生徒さんに学校の話を聞いて少しビックリ、半ばやっぱりと思ってしまいました。多くの公立学校では自宅を出る前に検温してそれを報告する形を取っているようですが、中には『クラスの半数くらいは計っていないよ！』とのこと。ウ～ン･･･

 

最近、バスツアーから新型コロナウィルスの集団感染が発生したというニュースを耳にしました。聞くところによると出発時のアンケートに体調不良を訴えていた参加者がいたのに添乗員はそれを見落とした、とのことがありました。

旅行会社は元々感染症には非常に敏感な業界で対策も相応に出来ていたはずです。また、必要なマニュアルも普及しています。それでも団体旅行で発生させてしまうとは･･･ これは『油断』以外の何物でもないように思います。

学校もこれを他山の石（他者の失敗などを糧として自分の行動を顧みること）として今一度感染症対策に向き合って欲しいと思います。特にこれからの時期、『クラスターが起きたら･･･』と思いませんか？

 

教室では今でも授業中に顔やマスクの布面に触れてしまった際は授業中であっても手指消毒をするよう推奨しています。また、授業終了時に生徒さんが使い終えた机や椅子の消毒も欠かしません。見方によってはあまり気分の良いものではありませんが、油断をせずに初心通りに徹底消毒を心掛けていきます。

また、消毒臭くならぬよう（本来の目的は違いますが･･･）換気も徹底しています。それでも禁忌がある場合などはお気軽にご相談下さればと思います。