2020年は記録的な猛暑でした。暑い暑いと思いながらも私は『今冬が暖冬なら･･･』と密かに思っていました。暖冬で被害を被る方々には本当に申し訳ないのですが、今年に関しては声を大にして願っています。

ところが秋のシルバーウィークを過ぎたあたりから急に肌寒い日が続き、体調を崩さぬよう教室運営をする必要が出てきました。そう甘くはないようです。

 

今年は新型コロナウィルス流行によって世相が一変しました。そして現時点で恐れているのは新型コロナウィルスとインフルエンザの並行流行です。識者の中には『新型コロナは夏になれば紫外線と多湿な環境で収束する』とした意見もありましたが、現状では･･･

しかし現状を憂うばかりでは何も生まれません。今できる対策を最大限していこうと思います。生徒さんには予防接種の呼びかけと日々のマスク着用や手指消毒など『面倒だな･･･』と思うこともあるかと思いますが･･･

 

受験生には特に体調管理を厳重に行なうように心掛けて欲しいと思います。勉強に集中すると部屋が寒くなっていることに気付けないことがあります。出来れば室温も少し高めに設定しておくべきです。

また、意外に多いことですが、夜勉強する際にパジャマでやる受験生が目立ちます。パジャマはあくまで寝るときに布団の中で着るものなので一枚上から羽織ったり部屋着でやる方がより集中できます。

受験業界には『三つの首を冷やさぬように』との言葉があります。三つの首とは首・手首・足首です。ここをきちんと暖められる服装なら勉強に集中できるのではないでしょうか。

 

いつまでも暑い・温かいと安心してしまうことは体調を崩す原因となります。万全の対応を考えてから受験勉強に取り組むことが大切です。

受験勉強に限らず、万全の体調で物事に臨むことは本当に大切なことだな、そんなことを考えさせられるような肌寒さになりましたね。十分に気をつけましょう。