当教室は小学生から中学生までを対象にお預かりしています。とは言っても高校生だって大学受験・専門学校受験という進路対策があります。全くしていないと思われがちですが内実は・・・
今年も『専門学校に出す志願理由書(推薦入試の選考書類になります)見てよ!』『推薦の小論文と面接を見てくださいっ!』と卒業生が教室を訪れてくれます。嬉しいですね。
先日も古文を見て欲しいと(受験用の問題ではなく、学校課題でしたが・・・)プリントを持って遊びに来てくれた卒業生がいました。解釈をしている折、面白いことを話してくれました。
『先生の教え方ってさぁ、小学生にも高校生にも同じなんだよね。』『それってさ、大人扱いしてくれたみたいで嬉しかったよ!』『でも、小学生に対してムズカシイ言葉って使わないでしょ!?』
ウ~ン・・・ 意識したことはなかったのですが、面白い見方をされていたのですね。私は決して『子供だから・・・』と見ることはありません。子供扱いしないことが延いては『自立学習』『自律学習』に繋がるように思います。
言葉遣いについては正直に言えば意識的に使っています。バレたくなかったのですが・・・ その生徒さんが解るか解らないかのラインで語彙力を伸ばせるように心掛けています。そして解らなかったときには調べる習慣も付けて欲しいと思っています。
でも、そんなことが分かるくらい大人になった卒業生の姿を見て頼もしく思いました。いつでも思うことですが、卒業生が教室に遊びに来てくれることは嬉しいものです。