column_archive_header_s
番外 ご家庭の話

番外 ご家庭の話

実はコラムを作ることになってからずっと書くべき、でも書けなくて・・・となっていた話がありました。『そんな考えを持っている塾は不遜な運営だ!』と捉えられかねません。しかし今回は誤解を恐れずにその話をします。

先日、『2月の勝者』という中学受験塾を舞台にした漫画を読むことがありました。そのストーリーで保護者面談の話が出てきました。

作中のお父様、国立大卒だけあって勉強のやり方にも一家言持っていて塾の方針とことごとく反目していました。渦中の受験生君、その狭間で見事に伸び悩んでいました。

お父様が受験をしたのは20~30年前、しかも大学受験です。現在の中学受験にどれほどの効果があるか極めて疑問です。しかしそれを強いられた小6受験生君は・・・

 

こんな話、漫画だけと思われがちですが、そうではないと思います。生徒さんやお母様はご理解ご納得されていても『お父さんに反対されて・・・』というケース、実は非常に多いのです。志望校決定や受験生の講習受講など本当に大切な局面でも起こっている話です。

そんな時私はお父様との面談を打診するのですが、そのようなケースではほとんど面談できません。それぞれのご事情があってそれぞれのご都合があってとのこととは理解しているのですが・・・

 

当教室は設立当初から保護者の皆様と面談することを望んでいます。ご両親がいらっしゃればご両親と面談しすべきと考えています。言い出しにくいこともあるかと思いますが、それらを踏まえればより良い進路とその行程を見いだせるのではないでしょうか。