こてはし台中学校の前期期末試験結果がほぼ出揃いました。400点・450点越え、自己最高点更新など、教室の表彰対象となった中学生は8割、特に中学3年生は全員が受賞と健闘しました。私自身もホッと胸をなで下ろして・・・
いやいや、胸をなで下ろすのはまだ時期尚早です。特に中3受験生はこれからが本格的なスタートです。良い形でスタートを切ったという段階に過ぎないのです。
今回の試験はワークを中心に据えた出題が非常に多く、対策もしやすいものでした。だからこそ100%表彰としてあげたかった、更に言えばそれぞれの生徒さんの得点に5点でも10点でも更なる上積みが出来たのではないかと悔やんでいます。
実を言うと何度となく行なってきた試験対策、一度たりとも十分に満足したことはありません。おそらく『全員が全科目満点』とならない限りは満足しないのではないでしょうか。全員が全科目90点、としても『各科目10点届いていない』訳ですから・・・
学習塾は理想を謳う場だと思います。それなら『90点取れたのだからそれ以上欲を張らなくても・・・』と妥協するのではなく、『あと10点をどうやって積み上げるのか』考えてあげたいと思います。
ただ、生徒さんはそれぞれの現実的な目標があります。それをクリアできた(今回は殆どの生徒さんがクリアしました)のなら『目標をクリアした達成感』を味わって欲しいと思います。その達成感を味わいたいから次も頑張る、そう思ってくれればと思います。