こてはし台中学校の前期期末試験が9月7・8日に行なわれました。結果はただいま集計中ですが、良くも悪くも概ね予想通りの結果となっています。
試験難易度も2020年の特異性を踏まえてか、極めてオーソドックスに作問されています。ちょっと難問かな・・・と思う問題もありましたが、出典を見ればワークからなので解けるべき問題として考えるべきなのではないでしょうか。(542章をご参照ください)
LS WILLでは試験が終わると『試験後のアンケート』を漏れなく記入して貰います。そんなことやっていないで・・・というご意見もありますが、これは非常に重要なアンケートなのです。
試験が終わって結果が返却された時、その試験に対する思いが一番熱い時期に書いて貰うこの書類、この内容如何で次の試験への取組みが決まることがあります。それほど重要なことと位置づけています。因みに、内容については内緒です!
今回の試験に対しての思いをアンケートに全て吐露して次の試験の糧にすることは大切なことです。
もう一つ、試験が終わると私はお約束のように2つの点について話します。個別に話すことも全体に話すこともあります。
一つは『今回の試験は全力でやった結果なのか、そこそこの取組みだったのか』を自問して貰います。全力でやって納得のいかない結果もありますが、それは方法論を検討すべきで、取組み自体は評価すべきことです。反省点を活かし、次の機会に更なるステップアップの糧にしなくてはなりません。反対にそこそこの頑張りだったのに思わぬ好結果となることもあります。しかしそれは僥倖(ぎょうこう;たまたま運が良かった)と考えるべきです。更に言えば取組みそのものをきちんと全力でやっていればそれ以上の結果になったことも考えられます。
もう一つは『次への取組みを自問』して貰うことです。こちらから押しつけた内容ではイヤになります。しかし、今回の試験結果を目の前にして自ら設定したものならそれを登り切らねば苦い思いをすることは解り切っています。自分で目標設定する大切さも自ずと身に付くのではないでしょうか。
毎回思うことですが、試験を重ねるごとに生徒さんは大人になっていくようです。難関課題を突破することはそれだけでも大きな財産になるのだと思います。