2020年の短い夏休みが終わりました。今年の夏休み、そして夏期講習特別日程は例年の1/3となったため、例年の夏とは大幅に違うのかな・・・そんなことを考えながら臨んだ夏期講習でしたが・・・
今年の夏もいつもと同じように過ごせたのではないかと思います。もちろん、期間が短かったことや学校進度の遅滞で同じ内容・理想の進度とはなりませんでしたが、中学1年生は中学生に、そして中学3年生は受験生に意識を変えることが出来たのではないかと思っています。
例年では中学1年生は春先まで小学生気質を引っ張ってしまいます。それが前期中間試験(例年は6月実施、今年は7月にずれ込みました)を経て現実に直面し、これまでと同じ意識ではいけないことに気付けるのが夏休み期間です。まずこの点はクリアできたのではないでしょうか。
中学3年生は殆どの生徒さんが部活で区切りがつけられなかったために受験意識が芽生えぬことを懸念していました。しかし日々の取組みやこの後6ヶ月の過ごし方を意識する中で見事に受験生となることが出来ました。
今年は学校説明会も様変わりしてオンラインで実施する高校が増えてきました。これは利便性から見ると評価できるものですが、受験意識を盛り上げる観点からは難しいものと思います。また、当教室では夏休み明けに会場模試の受験も推奨していますがこちらも実施に至りませんでした。
それだけに中学3年生は自分の力で気持ちを切り替えねばならなかった、それがきちんと出来たことはよく頑張ったと褒めてあげるべきなのではないでしょうか。
でもね、受験に向かう坂道はこれからです。苦しいときも不安に思うこともあります。それでもしっかりと自分の足で登りましょう。教室は万全のバックアップをしていきます。
がんばれ、受験生!