何度も何度も春先の休校について触れ、誰もが分かっていることと思いながらも生活が徐々に戻ると（戻っていないことも多いのですが…）危機感を忘れてしまいます。本章は自戒の念を込めて記したいと思います。

当教室では本来であれば受験生であっても一定期間までは内申点対策のために学校進度を意識して進めます。しかし、今年はそう言ってもいられない事情があります。学校が再度ロックダウンし、塾も運営休止をやむなく迫られる状況になったら…今年はこの点を常に念頭に置かなければなりません。

例年の入試問題が作成される時機を踏まえれば、寒くなってから外出が規制されるようになると大変なことになります。公立入試（今年から大幅にシステム変更されています。この点もネックです。）の平均点も記録的な低い点となっても不思議ではありません。

不安をあおるような内容になってしまいましたが、これはこれから起き得ることです。今年はこの点を常に念頭において教室運営をしなくてはと考えています。教室としてやれる可能な限りの対策を取っていきたいと強く念じています。