7月10日、こてはし台中学校の前期中間試験が終わりました。今回の試験対策は本当に難しかったのではないでしょうか。例年の出題範囲と全く違ったこともあり、対策に苦慮している中学2・3年生が多かったこともあったようです。
さて、今回は試験が終わってホッとしているキミに大切なことをお伝えしたいと思います。試験が終わって開放感を味わおう・・・そんな気持ちは十分理解します。大人だって大変な仕事が終われば息抜きをしたいのは同じです。しかしそれで試験を終わりにしてはいけません。
試験が終わったら再度問題を見直し、解けた問題と解けなかった問題を仕分け、解けなかった問題の中でも全く手が出なかったのか、解っているのに解けなかったのか、ちょっとした間違いで解けなかった(ケアレスミス、と言われるもの)のかを分類しなければなりません。
特に『殆ど解っていたのにほんの一部が解らなくて解けなかった問題』や『ついうっかり間違えてしまった問題』は悔しさが残ります。でもそんな問題はきちんと解き直しを行なえば次に同じような問題が出たときに間違いなく解けるようになります。『悔しさ』がある分、解けた問題より覚えていることが多いのです。
さらに試験勉強についてもしっかりと検証しておきましょう。勉強の進め方はどうだったのか、納得できる結果だったらなぜその結果に辿り着けたのか、反対に結果に満足できない場合はその原因を明らかにすることが大切です。
LS WILLでは試験後の反省をアンケートに書いて貰います。その中に『同じ反省を繰り返してしまう』ケースがほんの一握りですが存在します。毎回『ワークの取りかかりが遅かった』としてしまうと・・・試験結果は伸びません。その生徒さんが伸びるときは反省が改善された時となるのです。今回の反省(良かったこと・改善すべき点)を次の試験に活かすことこそが大切なことなのです。
試験が終わってすぐの授業、私は口癖のように『次の試験は・・・』と頭を切り換えるよう促します。それは大切なことなのではないかと思っています。